いよいよ神頼みー古峯神社奥宮の祭り

栃木県鹿沼市にある古刹古峯神社からさらに4Kmほど山に登ったところにある奥宮で執り行われた祭り(名前は分からかった)に参加。パワースポットと呼ばれるこの神社のその奥宮は大きな木立に囲まれた小さな祠。気温15度。冷気の中でなにやらわからない式典が行われた。

 

私はこうした儀式には初めてだが妻方の親戚は何回も参加している。先が見えない怪我が一日でもはやく回復してほしいとの思いから今回は参加してみた。まさに、神頼み。

 

早朝から総勢12人に子供が二人が車二台に分乗して一路古峯神社に向かった。古峯神社からさらに車で登ってそこから20分ほど山道を歩くと林の中に祭壇が作ってあった。周囲は小川が流れ霊気が感じられる。

 

参列者とともに数人の修験僧がほら貝を鳴らしながら登場。

 

まず、巫女による舞。

 

 

引き続いてお祓いとか意味不明の儀式が次々と行われる。祝詞の意味がわかればそれなりに興味がわくのだろうがさっぱりわからない。外国語だ。

 

一通りの儀式が終わると次は修験僧が主体になって護摩をたく儀式。四隅に竹を立ててそこを縄で結んで四角の場所を確保する。

 

修験僧がひとりづつなにやらパフォーマンス。物語にそって刀を振るったり踊りを踊ったり。口語体でセリフを言ってもらえるとストーリーが分かるのだろうがさっぱりわからない。

 

そして次に杉の枝をかぶせたところに火をつける。生の杉の葉からもうもうと煙が立ち上る。お浄めの意味があるのかな。

 

ほら貝の合奏。その中で修験僧の儀式が続く。最後は縄で囲った四隅で矢を放つ。

 

火が大きくなったところで護摩をたく。参列者それぞれが願い事を書き込んだ木片をその火に投げ入れて燃やす。参加者は100人以上。老若男女がつぎつぎと木片を火にくべる。

 

煙が立ち上り、修験僧が読経する護摩がたかれる。それぞれの参列者がいろいろな思いを持って書いた木片。私ももちろん願いを書き込んだ木片を火の中に投じた。成就して欲しい。神頼みだ。

 

それにしても不思議な神仏混合の儀式だった。前半は巫女の舞に始まって完全な神式。そして護摩をたくときには修験僧がお経を読経する。

 

 

 

コメントをお書きください

コメント: 2
  • #1

    ホドゾー (日曜日, 03 6月 2012 23:09)

    こんにちは
    地元では、こぶがはらで通じますが、小峯こみねが正式だそうですね。
    昔は、一の鳥居から舗装されてなく、神社まで遠かったと記憶してます。
    天狗さんで有名ですが、日光を開山した「勝道上人」が修行した場所でもありますね。
    秋の紅葉は、とてもいい所ですよ。

  • #2

    管理人 (月曜日, 04 6月 2012 22:16)

    あらまあ、久しぶりです。大きな一の鳥居ですね。今では神社までしっかりと舗装されています。そしてさらにその上の前日光公園のほうまでも舗装されています。今回の儀式があった奥宮周辺も秋にはさぞかし美しいと思います。