自分の体のこと

重要な病気になって入院するとその病気のことを調べるために多くの患者はその病気のことをいろいろと調べる。医師の説明とは別の知識を仕入れて自分の体のことを理解したいわけだ。

 

当然私も同様に自分の怪我のことに興味がある。事故直後は入院中にネットでいろいろな記事を検索した。同じ怪我をしたかたの体験記をブログで読んだ。専門医が書いた解説記事も読んだ。

 

退院してからもいろいろな本を読んでみた。脳神経のこと、筋肉のこと、体調管理のこと、、、、、。

 

今日は早朝に10Km走った。けがの後で初めての10Kランだったので満足してその後は終日自宅で静かに過ごした。そして関連本を読んだ。簡単な紹介。

 

 

 

カラダを改造するトレーニング

先般、マッサージをしてもらった時に背中の筋肉がすっかりと落ちている、と言われた。確かに鏡で自分の姿をみても首から方にかけての筋肉がすっかりと落ちているのがわかる。なんとなく腕も細くなったような気がする。腹筋は入院中から意識して使っていたのであまりかわらない。脚の筋肉もウォーキングをしてたので急激に筋肉が落ちたようすはない。肩、背中、腕の筋肉が落ちた。

この落ちた筋肉をどうすればいいか、この本で調べた。

 

筋肉はふしぎ 

非常に専門的に分子・生理学的な解説をしている新書。じっくりと読んでみた。筋肉が作られる仕組み、筋肉が動く仕組みがすこし理解できた。

 

食物を経由して取り込んだ糖質を酸素で燃焼させることでエネルギーのもとになるATP:アデノシン三リン酸をつくりだす  


つまり、体内に吸収された糖質(ヘモグロビンなど)は酸素と結合して細胞に運ばれる
細胞の中のミトコンドリアの中に運ばれた糖質からH(水素原子)が分離
このHがたまってきてミトコンドリアの中にある水車を回転させてこの時にATPを作り出す

このATPは常に作られて蓄積されるが限度がある
このATPが逆に分解するときにエネルギーを出して筋肉を動かすそうだ 

 

 

筋肉の活動の仕組み


大脳皮質運動野にあるベッツ細胞からのびるベッツ細胞軸索が脊髄になる

この脊髄をとおして活動電位が伝わる

抹消神経の始まりである運動ニューロンに活動電位が伝わる

運動ニューロン軸索(抹消神経)を通して骨格筋の中の筋肉細胞を動かす

 

40歳からの肉体改造

カラダのコンディショニングの仕方を紹介している。しかし、それぞれの動作があまりにも普通の動作であり即効性が感じられない。いくつかを試してみたが本に書いてある通りにしてみてもそれが正しい方法なのかわからない、その動作をしてみても効果が見えない、などなど。

暖簾に腕押し、的な本でした。

 

こういうのは実際にこの著者に教えてもらうしかないでしょう。というか著者が開いているスクールの宣伝用の本と言う位置づけです。